24区は、地理的に中心商店街から距離があり、買い物などの生活上の困りごとを抱えている高齢者がいらっしゃるのではないかという予測の下、令和元年度に75歳以上の方のお宅を訪問し、困りごとの聞き取り調査を実施しました。
みなさんから聞こえてきた声は、「みんなに、会いたい」「話したい」「運動がしたい」という、交流と健康を願う声でした。
　そこで、さっそく福祉課がサポートをしている「百歳体操」の実施を計画しました。しかし、新型コロナウイルスが蔓延し、計画はしばらく休止せざるを得なくなりました。
　それから約4年が経ち、令和5年4月に白鬚地区、7月に大内地区にて、ついに百歳体操がはじまりました。みなさん、顔を合わせると、話が尽きません。
「ここに行けば、誰かに会える」「話ができる」
そんな場所があると、いつもの生活が、すこし華やいで、心があたたかくなります。
百歳体操をきっかけに、身体も、こころも健康に。そして、ご近所のみなさんとの「絆」をさらに深めていただけたら幸いです。
　百歳体操の立ち上げにご協力くださいました、すべてのみなさま、本当にありがとうございました。みなさまのおかげで、また、地域に「笑顔の花」が咲きました。